マジシャン(魔術師)のイラスト

マジシャン

足跡

Magician魔術師

欲求
仕組みを理解し、それを使って何かを本当に変えること
恐れ
意図しない悪い結果を招いてしまうこと
才能
表に出ている問題の、その奥にある構造が見える力

マジシャン(魔術師)は、ユングの元型論をもとに整理された12のアーキタイプのひとつで、物事を根本から変容させることを中核の欲求とし、自分の働きかけが悪い結果を招くことを最も恐れる型です。症状ではなく原因の構造を捉えられることが、この元型の才能にあたります。

あなたを動かしているもの

あなたが惹かれるのは、たぶん「何かが変わる瞬間」なのだと思います。

人でも、場でも、仕組みでもいい。手を入れたことで、それまでとは違うものになる。その手応えに、他のことでは代えがたい感覚があるのではないでしょうか。

ただ、マジシャンが同時に抱えているのは、その力への警戒です。よかれと思ってしたことが、思ってもみない方向に転がっていく——それをどこかで知っている。だからあなたは、動かす前に、その先を読もうとします。慎重なのではなく、影響が見えてしまうのかもしれません。

その結果、外からは「何を考えているか分からない人」に見えていることがあります。実際は、考えていることが多すぎて、まだ言葉になっていないだけかもしれません。

世界に足跡を残す型としての現れ方

この動機が力になるとき
表に出ている問題の、その奥にある構造が見えます。だから、みんなが症状に対処しているとき、あなたは原因のほうに手を伸ばせる。一度で本当に変わってしまう類の打ち手を出せるのは、たいていあなたのような人です。
この動機が重荷になるとき
読みすぎて、動けなくなることがあります。影響が見えるということは、悪い影響も見えるということで、そのまま手を止めてしまう。何もしないことにも影響がある、というところまでは見えにくいかもしれません。
仕事の場面で
仕組みの設計、組織や事業の転換点、人の可能性を引き出す役割——そういう場所であなたは強い。逆に、影響の見えない作業を淡々と続ける仕事では、意味を感じにくいかもしれません。
人との関係で
相手の中にある、まだ本人も気づいていないものを見つけられます。ただ、それを引き出そうとする姿勢が、相手には「変えられようとしている」と届くことがある。相手は変わりたいのではなく、今のまま受け入れられたいだけかもしれません。
影に転じるとき
マジシャンが影に転じると、人を動かすことが目的になります。相手のためだと思いながら、実際には自分の描いた形に近づけている。洞察は、支配のための道具にもなり得ます。

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この診断は、ユング本人が作成した心理検査ではありません。ユングの元型論と、キャロル・S・ピアソン/マーガレット・マークが整理した12分類を参照し、120 Archetypes が独自に設計した推定プロファイルです。臨床的な診断や、科学的に検証された測定を目的としたものではありません。