

ラバー(恋人)は、ユングの元型論をもとに整理された12のアーキタイプのひとつで、深い親密さを中核の欲求とし、愛されなくなることを最も恐れる型です。言葉にされない感情の変化に気づけることが、この元型の才能にあたります。
あなたを動かしているもの
あなたにとって大事なのは、たぶん「その人でなければならない」という感覚なのだと思います。
たくさんの人と広く付き合うより、少ない相手と深く通じていたい。相手の声のトーンが少し違うだけで気づいてしまうし、気づいたら気づいたで、そのことが一日頭から離れない。そういうことがあるかもしれません。
ラバーがいちばん避けたいのは、必要とされなくなることです。嫌われることより、「あなたじゃなくてもよかった」と思われることのほうが深く刺さる。だからあなたは、相手にとって特別であろうとします。無意識のうちに、かなりの労力を使って。
その情の深さは、受け取る側にとっては大きな贈り物です。ただ、贈っている本人が、少し消耗していることもあるかもしれません。
所属とつながりを求める型としての現れ方
- この動機が力になるとき
- あなたは、人の細かい変化に気づけます。誰も気づいていない落ち込みや、言葉にされていない喜びを拾える。あなたに大切にされた記憶は、相手の中に長く残ります。
- この動機が重荷になるとき
- 相手の反応で自分の価値を測ってしまうことがあります。連絡が返ってこない時間の長さが、そのまま不安の量になる。相手が何も考えていないだけの沈黙を、意味のある沈黙として受け取ってしまうかもしれません。
- 仕事の場面で
- 一対一の関係が効く仕事——顧客との深い関係、人の機微を扱う役割——であなたは強い。逆に、相手を数字として扱わなければならない場面では、割り切れなさが残りやすいかもしれません。
- 人との関係で
- 深く関わる力は、そのままあなたの魅力です。ただ、深さを求めることが、相手には重さとして届くこともある。相手が距離を取っているように見えるとき、それは離れたいのではなく、ただ息継ぎをしているだけかもしれません。
- 影に転じるとき
- ラバーが影に転じると、相手を手放せなくなります。愛しているつもりで、実は必要とされている状態にしがみついている。「あなたのために」という言葉が、相手を縛る道具になり得ます。
同じ方向性をもつ型
方向性が近い 120 Archetypes のタイプ
1対1で対応するものではありません。方向性が近いものとしてご覧ください。
この診断は、ユング本人が作成した心理検査ではありません。ユングの元型論と、キャロル・S・ピアソン/マーガレット・マークが整理した12分類を参照し、120 Archetypes が独自に設計した推定プロファイルです。臨床的な診断や、科学的に検証された測定を目的としたものではありません。

