ケアギバー(庇護者)のイラスト

ケアギバー

秩序

Caregiver庇護者

欲求
人を守り、支えること。誰かの助けになれていること
恐れ
自分が不要になること。自分がいなくても回ってしまうこと
才能
誰かが落ちても拾ってもらえる場所を、自然につくる力

ケアギバー(庇護者)は、ユングの元型論をもとに整理された12のアーキタイプのひとつで、人を守り支えることを中核の欲求とし、自分が不要になることを最も恐れる型です。人が安心して失敗できる場をつくれることが、この元型の才能にあたります。

あなたを動かしているもの

あなたが自然にやってしまうのは、たぶん「誰かの足りていないところを埋めること」なのだと思います。

場を見渡すと、困っている人が先に目に入る。頼まれてもいないのに気づいて、気づいたら動いている。それを親切だと思ったことはあまりなくて、ただそうなってしまう、という感覚に近いかもしれません。

ケアギバーがいちばん避けたいのは、自分がいなくても回ってしまうことです。感謝されないことより、必要とされていないと分かることのほうが堪える。だからあなたは、支えます。頼まれていなくても、余力がなくても。

その働きに、多くの人が助けられています。ただ、あなたが疲れているかどうかを気にかける人は、あまり多くないかもしれません。あなたがそれを見せないからです。

秩序と安定をもたらす型としての現れ方

この動機が力になるとき
あなたのいる場所は、誰かが落ちても拾ってもらえる場所になります。制度でも仕組みでもなく、あなたが見ているというだけで、人は少し安心して失敗できる。それは代わりのきかない役割です。
この動機が重荷になるとき
自分の限界より先に、相手の必要を置いてしまうことがあります。断ることが冷たさのように感じられて、引き受け続ける。そして、引き受けた側が誰にも助けを求められなくなる。
仕事の場面で
人を支える仕事、育てる仕事、抜けた穴を埋める役割であなたは強い。逆に、誰かを切り捨てる判断が求められる場面では、正しい判断をしたあとでも、長く自分を責めてしまうかもしれません。
人との関係で
相手を大事にする力は、そのまま関係の土台になります。ただ、与え続ける関係は、いつのまにか上下になることがある。相手が「してもらってばかりだ」と負い目を感じ始めたとき、それは愛情の量の問題ではないかもしれません。
影に転じるとき
ケアギバーが影に転じると、支えることが縛ることに変わります。「あなたのためにこれだけやった」が口に出るようになり、相手が自立することを、どこかで恐れ始める。世話は、必要とされ続けるための手段にもなり得ます。

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この診断は、ユング本人が作成した心理検査ではありません。ユングの元型論と、キャロル・S・ピアソン/マーガレット・マークが整理した12分類を参照し、120 Archetypes が独自に設計した推定プロファイルです。臨床的な診断や、科学的に検証された測定を目的としたものではありません。